高所50日目、子連れウユニでまさかの高山病。（ボリビア - ３歳と、世界一周ふたり旅＾＾ハワイ南米北欧中東アジア５ヶ月

トノが熱を出した次の日。私にも寒気が来た。うつったんだろう。だとしたら症状は同じだから心配しなくていい。そうタカをくくっていた。

トノと同じく日本からの解熱剤をいくら飲んでも効かず、試しにトノが現地の薬局で買ったシロップ薬を多めに飲んでみたらすごく効いた。それならと、その薬局で大人用の錠剤をもらう。でも、なかなかよくならない。座るのも横になってテレビ見るのもしんどくて、トイレ以外はひたすら寝る。回復してきたトノはぬいぐるみやケーブルテレビのキッズチャンネルを見たりして過ごしている。

水下痢は下着を汚すほどひどいし、熱の下がり方もいまいち。ちょっと動けば、ひどい息切れ。立っていられないほど呼吸が荒くなる。なんか変だけど、久々に高熱が出たからだろう。吐き気がないだけマシ。

え、ちょっと待てよ？息切れ、発熱、下痢、もしかして。エクアドルから高所に入ってもう１か月は過ぎている。ウユニももう６日目。まさかと思うけど、まさに高山病の症状。ほんとに高山病かは分からないけど、飲んで害はないだろうとペルーの薬局で買った高山病予防薬を飲んでみる。次のフライトに合わせて、チリまで抜けるツアーに２日以内に出ないと。何が何でも治さなきゃ。

次の日も微熱は続いてたけど、少しならホテルの近くを歩けるようになっていた。おかげでチリ・アタカマへのツアーもタイムリミット内に行けて、その後も予定通り順調。

高山病、長く高地にいてもちょっとしたことがきっかけで出るんだな、と思った。油断大敵。旅中っていろんな冒険をしたくて、つい身体のことを忘れがちだけど、健康な身体があるから旅できるんだって感謝に気づけた出来事だった。

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